和の世界を形にし、
手仕事の温もりと共に伝えたい。
和が好きです。
和の色が好きです。
和の佇まいが好きです。
和の心が好きです。
学生時代
学生時代、海の向こうの外国にあこがれました。
高校時代、部活に明け暮れながら目一杯楽しかった楽しかったあの頃。
1年海外へ留学していたという、ひとつ年上の女の子がバスケ部に入ってきました。
他の部員のリクエストに応えぺらぺらと英語をはなしてくれる!
めちゃくちゃカッコイイ。
同じ年頃で、親元を離れ、1年も海外で過ごしてきた彼女。
大人に感じました、凄いと思いました。
狭い世界で十分楽しかった自分だけど、見たこともないその世界はどんなだろう?いつか行きたい…そう思いました。
「英語が話せたから、カッコイイなー、世界の人と話ができたらどんなにたのしいだろう」
英語が話せるようになりたい!そう思って外大へ進学しました。
その時代、女子はまだ短期大学が主流で、私も何の迷いもなく短大へ。
私は生涯、学習塾知らず。
親にお金を使って勉強させてもらうのは申し訳ないと思っていたし、早く社会にでて働き、華のOLに成りたかった。
大した勉強もせず、成績はまぁまぁだったので、学校の指定校推薦とやらであっさり短期大学行きを決めました。
外大に行ったら英語が話せるようになる…って思ってた(笑)
そんな訳はなく、2年なんてあっという間。ぺらぺら話せる英語とはほど遠いまま、卒業。
それでも夢だった外国行きは果たしました。
アメリカシアトルへ、一ヶ月の語学留学。
めちゃくちゃ楽しかった…と、同時に、
「私、日本のこと何にも知らない」
「英語、全然駄目だ!」
そんな現実を知りました。
日本って狭くて、ちょっと窮屈だけど、とにかく、安全で、独特の空気がある。
特別な何か…。海外に行ってこそ感じました。
社会人になってから
時の流れにのって、そこそこの企業に就職!
華のOL生活。
この頃から「和」に目覚めていきました。
時代は「ケイコとマナブ」(お稽古ごとが流行りだした頃)
英会話はもとより、お茶・お華・着付けと、習い始めました。
そこで一番魅せられましたのが、お着物の世界。
なんて美しくて細やかなんだろう。
お着物や帯、和の色や柄、季節折々を慈しみながらの、着こなし。
それ自体も去ることながら、お着物姿や所作がとても美しい。
色々な習いごとをしながら、着付けが一番好きになりました。
海外で日本文化を紹介
25才の時でした。
日本文化を海外へ紹介するプログラムに参加するため、USAシカゴへ一ヶ月渡米。
お習字、
折り紙、
茶道(盆手前)、
着物の紹介、
日本の生活を写真におさめスライドショーなど
現地の小学校や幼稚園で、日本文化の紹介。
最高に楽しかった。
文化交流
この時の感動が、忘れられない。
私も現地の小学校教育の素晴らしい所、日本の生活スタイルとの違い、自由でおおらかな空気に沢山の刺激をもらいました。
知らない国を知り、
その国の良さを知る。
独自の文化や、オリジナリティー溢れるもの。
お互いに感じあえることは、素晴らしいことだと思います!
私は【和】のこと紹介したい。
お着物や帯の美しさは、世界中の人に共感してもらえると思うのです。
お着物姿、それ自体も美しく…
着れなくなったものでも、
それを生かし、
新たな息吹をふきこみ、
形にしたい。
和の世界を形に!